実はそこまで詳しくはないんだけど、聞きにいって非常にたのしかったと感じています。
個人的には、悪い意味ではないんですが、テレビ番組を見てる気分になりました。
理由はいくつかあります。
・ライブハウスが大きめだった中で、位置取りがわりとステージから遠かったこと。
自分の耳が、大音量への耐性がつかないため、基本的に後ろのほうに立ってることが多いのですが、今回はちょっと遠すぎたかもしれないですね。アンプなどの生音はまったく聞こえず、PAによる音のみが聞こえていました。
・映像演出に不慣れなことへの感覚
映像を用いるライブに慣れてないためというところはあるかもしれないです。映像を見てしまうためにライブ感が得られないと感じてしまったのかもしれません。
・多くの音源との同期演奏
音源による演出とかは僕は毛嫌いするものではないんだけど、ステージ演出として、わりとキメフレーズに当たりそうなところがそこそこ音源に入ってしまってるのが少し残念に感じたりも。キーボードがステージ上にいたりしても良かったのではないかと思います。明らかに演奏していない音が外音にあるのは不思議な感覚があると思います。
また、今回のライブを見ていて思ったことですが、ライブ慣れはしてなさそうな感じには感じました。
もちろん演奏のクオリティとしては良いものだったと思います。見ていて面白くは感じました。ただ、やはりライブバンドっていう感じではなく、スタジオミュージシャンという感じが。そうなのかもしれないですが。
なぜかはわかりませんが、ある曲の演奏の時だけ米津さんのボーカルマイクの抜けがすっごい悪かったのがあるんですよね。理由はわからないですけど、ちょっとだけ歪んだような、それをなんかちょっとこもらせてるような。壊れたマイクを無理やり使ったような音でした。それ以降はまた元に戻ってたと思うのであの曲だけの演出かもしれないですけども。
なお、いろいろといってますが、選曲は前アルバム、今回アルバムなどからバランスよく、他にもいろいろと楽しめるものだったし、演奏自体も良いものだったと思いますのですごく楽しかったです。
次回も是非機会があれば行きたいと思っております。
ごく、ごく個人的な感想ではありますが、とある曲が始まった時の歓声が、ほかの曲を演奏するときよりもすごく大きかったことで、あのライブの観客層を体感できたと思います。
セットリストとかはまぁどっかに上がってるだろうからいいや。個人的に聞きたい曲は全部聞けたので良かったです。
そうそう、これはライブハウスの文化なんだろうし悪いものでもないだろうけど、曲に合わせてとりあえず「手を挙げる」っていう文化に馴染めない。演者が煽ってる時はやろうと思うんだけど、それ以外の時にずっと右手上げて手を振ってる文化はよくわからない。いや、演者さんは気持ち良いのだろうけども。