Alesis Micron。
気分的に全体写真はとっていません。
結構評判が良いアナログモデリングシンセですね。
独特な音が持ち味。
ただ、ロータリーエンコーダーが弱いというお話がわりとネットで見えます。
右上のデータ選択とかエディットするエンコーダがクリックついてるしグリグリ回すしですぐ壊れるそうです。
ただし、今回頂いたこいつはそこについては完動品。
何が不具合かというと、メインボリュームがおかしい、ということでした。
確認すると確かに、回すとガリが乗る、LRそれぞれ不安定になってしまう、ということでした。
なお、ヘッドホンアウトもステレオアウトも同じ不具合があったので、ジャックの不具合ではないことが確認できました。
その話を聞いた後、とあるところで発見したサービスマニュアルを見ると、メインボリュームは普通にアナログの可変抵抗であると。
ただし、その純正部品(0-09-0046ってやつらしい)はもう生産されていない、在庫もないっぽい。
ネットで買うと2000円とかするらしい。しかも海外在庫。送料いくらだ。
ということで代替できる部品を探しました。
見つけたのがアルプス電気のRK12Lシリーズ。
これがピン配列も同じだし、ロータリーエンコーダーも同じところのやつだし、パーツの寸法も測った結果ぴったりっぽかったんです。
ただし、ナットの為のネジきりがない。
ということで、開けて確認してみたところそれが載ってる基板はネジで筐体にくっついてるということがわかったので、そこはまぁネジなくてもいけるかなぁと判断しました。
次破損するのも大体そこだろう、っていうのも逆にわかりやすいし。
ということで購入して交換したところ、問題なく使用できるようになりました。
ほんとに破格で手に入れたのでこれから酷使してあげようと思います。
ハンダ付けの下手さに練習したくなったのもひとつ学んだ点。
次はエレキベースバラバラにしてます。